年収2000万!? の転職オファー?
2019/05/03
この前の投稿で、外資系企業から一社、内定もらった話を書きました。
先日、転職エージェントからお誘いが来たので、もう一社、面談を受けてみることにしました。そのエージェントからのメールタイトルがスゴかった。
「今月末まで年収2000万オファー」
なんか、よく迷惑メールとかに届く、アヤしい売込みみたいな(笑)。
「これはヘッドハントです」とメール本文にありました。
年収600万円、出世コースから外れ、ちょっとくたびれている52歳のおやじに「ヘッドハント」・・・
ホントかよ。と、ひねくれてみたくなります。
でも、転職エージェントから見ると、私にはヘッドハントしたくなる何かがあるのだと思います。
あなたは、こんな私がなぜヘッドハントされたり、年収2000万円のオファーが来たりするのか、不思議に思うかもしれませんね。
実は、ちょっとしたコツというか方法があるんですが、それはそのうち、このブログでも書いてみたいと思います。
私と同じような境遇、40〜50歳くらいで、出世コースから外れてて管理職になれなくて、家族や老後のために、退職金めあてで定年までガマンしようなんて思っていたら…、たぶん興味が湧くでしょう。
さて、ともかく年収2000万と聞いては黙っていられません。
もともとは年収600万で毎月カミさんに「給料が安い」と文句を言われてたことを考えれば、内定をもらった会社の「年収800万・管理職」オファーでも十分にありがたいんですが、それでも…
気になるじゃないですか、「年収2000万」って、やっぱり。
で、面接を受けに行きました。まあ、記念受験みたいなもんですね。
丸の内にそびえ立つオシャレな高層ビルでした。1Fにはブランドショップが入ってます。うーん、いかにも、というカンジ。私の人生には、まあ縁がなかった場所ですね。
まずビルの受付があって、それから会社の受付がある。なんで?(笑)
で、会社受付に3人も並んだお姉さん(?)におそるおそる声をかけ、面接相手のエラい方と約束がある、と伝えました。
「こちらに」とキレイなお姉さんに連れられ、これまたキレイなミーティングルームに通されました。ビデオ会議で使うらしい壁一面のスクリーンが圧巻です。
「少々、お待ちください」
うーん、やっぱり外資系コンサル会社って儲かるんだなぁ…と、茫然とミーティングルームで相手の方を待ってました。
それほど、緊張はしてませんでした。緊張っていうよりもう、なんか別世界ってカンジですね。
こんなキレイな場所で仕事すると、なんか疲れそうだなぁ、なんて考えてました。キレイなオフィスはどうも落ち着かない(笑)。
相手の方がやってきて、面接がはじまりました。面接を受けている最中に
「これは、オレが働く場所じゃないなあ」
なんて、考えたりしてました。
その空気が相手にも伝わったのか、結局、2回目の面接にはつながりませんでした。
でも私は気にしていません。惜しい、とも思っていません。っていうのは、たとえ年収800万円でも(それでも今の私からすれば十分ありがたいですが)、内定をもらった会社の方が何しろ雰囲気が全然いいので。
入社する前から、呑み会に誘われたりして、勇気を出して行ったみたら、なぜか盛り上がりました。
「私も前は日本企業に勤めていたんだけど、ここは働きやすいと思います」
と、もうすぐ同僚になるらしい人が言っていました。
前にも書きましたが、やっぱり会社って、恋人とか結婚相手と一緒で相性っていうのがあると思います。
カッコいいオフィスビルみたいな外見も大事かもしれませんが、長くつきあうにはやっぱり価値観とか考え方がある程度、理解できないとツラくなるだけですから。
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