外資系企業に転職、2週間が経過して
2019/05/03
52歳にして初めての転職。
ビズリーチというサイトに経歴やらプロフィールやらを登録しておいたら…
転職エージェントさんや、いくつかの会社の人事や採用担当の方から連絡をいただき…
結果として、外資系企業にヘッドハントされることになったいきさつは、これまでの投稿でご紹介してきました。
いきなり管理職扱いですし、年収も200万円アップ!
と喜んでいたのですが、ふぅ…
まぁ、そりゃ、ラクなことばかりじゃありませんよね。
給料が高いには、それなりの理由があります。
そのあたりのことを含めて…
40代以上でキャリア転換を考えている方や
外資系企業への転職を考えている人に
参考にしてもらえそうなことを
私の実体験を元に、まとめていこうと思います。
まずは入社当日から数日間のできごとですが…
「外資系」という以上、本社は日本以外にあるわけです。会社の規模や日本での実績などにもよるのでしょうが
基本的には、日本のオフィスは「支社」とか「支店」ですよね。
日本のマーケットは大きいので、特別な扱いをされていることも多いようですが
それでもやはり、人事や経理、情報システム部といったコーポレート機能は、ある程度の日本企業に勤めていた人からすれば、小規模でアットホームなカンジ、あるいは悪く言えば「貧弱」な感は否めないかもしれません。
社員数を考えると、オフィスが少々狭いのではないか、というのがまず第一印象。
そして、出退勤処理とか出張旅費精算みたいな人事系システムは、自社開発でなくてアウトソーシングサービスを利用しています。
開発費用はかからないでしょうが、業務フローらしきものがきちんとないので、一般的な人事業務テンプレートでもなんとか回ってしまうということなんでしょうね。
そんなわけで、日本企業がシステムや設備などに投資している分を、人材に少し回していると考えると、給料が少し高めなのも納得できます。
とはいえ、人事や経理システムでやる業務って、たいていどんな会社でも共通している部分が多いと想います。
システムが変わっても、見かけと操作が変わるだけで、やることはそれほど大差ありません。
日本企業でふつうに人事や経理のシステムを使ってきた人は、たぶんすぐに慣れるんじゃないでしょうか。
あと、職場の雰囲気ですが…
私は、IT系プロジェクトマネージャーとして採用されました。つまり、営業さんが仕事を取ってきてくれた後、お客さん先に通ったり常駐したりして、ITシステムをカタチにしていく仕事ですね。
前の会社だと、営業さんは営業さんで大きな組織があって、ふだんはオフィスで顔を合わせることはありませんでした。必要な時に会議をする、というカンジでした。
でも今度の会社は、業種ごとに組織が分かれていて、同じチームの中に営業さんもいれば、エンジニアもいます。ま、言ってしまえば、そこまでオフィスのスペースがないってことなんでしょうけど(笑)。
で、5メートルも歩くと、同じオフィスの中に人事や経理もいるので、「健康保険証、できました」なんて、人事の人が手渡しで持ってきてくれたりします。
こっちはこっちで「ありがとうございます」なんて、その辺で買ったお菓子あげたりして(笑)。
転職がうまくいくかいかないかって、こういう会社の空気というか雰囲気、社員同士の距離感が会うか合わないか、っていうところが結構大きい気がします。
同僚とか関連部署の人たちとの距離の取り方というのは、難しいと思います。
コミュニケーション不足だと仕事がやりずらいですが、かと言ってあまりお互いを知りすぎていても(あるいは知っている気になって、親しくしすぎても)…ねぇ。
余計なお世話や干渉が多くて、効率が悪いとか、思ったとおりに仕事ができない、っていうのもあるじゃないですか。とくに組織が小さいと、仕事に関係ない人まで直接・間接に干渉してきたりすることもありますから。
で、外資系って聞いて、外国人がオフィスに多いから、にぎやかな雰囲気なんだろうと思っていたんですが…
実は日本企業の時のように「その場の空気」が結構、重要だったりもしますね。結局、場の空気をつくってるのは日本人、みたいな。
こういった「空気」や「雰囲気」の重さとか息苦しさは、仕事の内容によっても変わってくると思います。
組織が小さくても、お客さん先に行く機会が多いとか、自社のオフィスと外回りをバランスよく配分できる職種だったら、日本的なハイコンテクスト(場の空気を読む、みたいな)環境でも、ストレスは減るでしょうね。
私の場合、会社の雰囲気も仕事内容もあまり詳しくはわからないうちに、転職が決まってしまったのですが…
今から思えば、もう少しうまい立ち回り方もあったかな...なんて気もしています。
そのあたりの反省も含めて、短期間で上手に転職するためのコツを紹介しようと思っていますので、
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