リファレンスレター、おそるべし...(その1)
2019/05/03
私は運もあって、それまでよりよい条件で外資系企業に転職することができました。
でも、今ふりかえると、最終的に採用が決まるまでには、あまりにも恐ろしい、ある難関が待ち構えていました。
外資系企業以外に日本企業にも、履歴書や業務経歴書を送っていたのですが、それらの企業からは一次面接を通過しても、そんなことを言われたことはありませんでした。
外資系企業への転職にしかない、独特の関門。それは…
Reference Letter (リファレンスレター)というヤツです。
リファレンスレターとは「現在、勤めている会社の(以前の)上司からもらう推薦状」のことです。
履歴書・業務経歴書の内容とか面接というのは、結局本人の自己評価に過ぎません。実際に大した仕事をしていなくても、いかにもよく働いて実績を出したように書くことができるわけです。
そこで採用する側としては、転職希望者本人以外の第三者の客観的な評価もほしい、ということでこのシステムがあるのでしょう。
外資系企業への転職するときは、ほぼ必ずと言っていいほど、これが必要になるようです。
私の場合も、第2面接まではスムーズに進んで、内定もあっさり出たので、すっかり安心して、将来に備えて英会話の再学習をはじめたりしていたのですが…
なんと、内定が決まった後に「リファレンスレターを出してくれ」と連絡が来ました...
え、今さら?
ここで昔の上司に推薦頼んで、評価ボロボロに書かれたりしたら、どーすんだ?
私はそれまでの浮かれ気分を忘れて、一気に落ち込みました...
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